食道がんESOPHAGEAL CANCER

食道がんは、喫煙と飲酒、特に飲酒して顔が赤くなるような方に多く発生します。早期は、胃がん同様に症状はなく、進行すれば、つかえ感や声がれ、などを訴えます。手術・化学療法・放射線療法の3つが揃った施設のみが、この疾患を上手に診療することができます。
胃カメラ時、食道がんを意識する場合は、まずNBI強調画像観察を基本として、ルゴールという薬剤を散布します。食道がんは、NBIによってその存在が茶色様に強調され、ルゴールによって染まらないという特性を考慮して、観察します。特に、喫煙と飲酒習慣がある方は、注意します。また、食道がんは、喉頭がんを同時に発生することも多いので、喉頭周辺も十分に観察します。

早期食道がん

早期食道がんで、内視鏡切除で根治された症例です。

早期食道がん
左上:TXI-mode2/右上:ルゴール散布
左下:NBI 非拡大/右下:NBI 拡大
進行食道がん

中部食道に発生した不正な粘膜が観察されます。右の強調画像でも、食道がんに特徴的とされるTypeB血管異常や無血間領域が明らかです。ルゴールを散布すると広範囲に染まらない白色の領域→がんの進展が認められ、食道亜全摘となった症例です。

進行食道がん
ページTOPへ