
メディカルダイエット( GIP/GLP-1、GLP-1 )
メディカルダイエットをおすすめする方
- 食欲をコントロールできない方
- 肥満による健康障害の改善や容姿改善にお困りの方
- 短期間で効果を出したい方
- 一旦ダイエットに成功したが、リバウンドしてしまった方
- 体重が重く運動が苦手な方
- 健康診断の結果で悩み、体質改善も考えている方
- 初診を除いた再診診療は、オンライン診療を希望される方
肥満・ダイエット診療
初めに

肥満は高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病をはじめとして、数多くの疾患と関連します。現在、世界人口の約3割にあたる21億人あまりは、過体重もしくは肥満とされ、2010年に肥満・過体重が原因で死亡した人の数は世界で340万人と推定されています。日本でも生活習慣の欧米化に伴い、確実に増加しています。
肥満症治療の中心は、食事・運動療法が主たる2本柱ですが、残念ながら、約95%の方は長期的には、それらの手段で体重減少を維持することが困難です。
現時点では『肥満外科手術』のみが、長期的な体重減少と肥満関連疾患の改善を図れることが証明されている唯一の方法となります。加えて、2024年、薬物治療としてノボノルディスクファーマ社からGLP-1受容体作動薬=ウゴービ®注が、2025年4月、田辺三菱製薬からGIP/GLP-1受容体作動薬=ゼップバウンド®注が、肥満症の治療として医療保険の対象となりました。しかしこれもまだ一部の大学病院・専門医施設への頻回の通院と、初診から薬物治療開始までに6か月以上を要する事が要件となっており、これも肥満外科手術と同様に厳格な適格基準があります。
一方で、2024年には、アメリカバイキング㈱から次世代の肥満症経口治療薬=アミリンカルシトニン受容体作動薬(DACRA)の臨床試験データが公表され、肥満治療において近い将来に、この商品の市場流通も期待されています。
そこで当院では、食事・運動療法で長期的に成功しない患者さんに、あるいは上記の肥満外科手術やウゴービ注適応外の患者さんに対して、保険外診療*自費診療ですが、“メディカルダイエット” と称して、薬物療法を提案しています。
初診は、月曜日から金曜日(土曜日は不可)
再診は、月曜日から土曜日の開院時間内にお願いします。
食事・運動療法はそもそもの前提として、その他の治療・・・
BMIから観た “薬物治療※1” や “胃スリーブ切除” の適応アルゴリズム
この 部分は最も重要であり、何も考慮に入れず、薬剤を販売するだけのクリニックが多いですから、このページの視聴者様は注意して見極め下さい。
当院では、この 部分 → 血液・尿検査と糖負荷試験による糖尿病有無の鑑別診断は、しっかりと行っています。
※1:使用する薬 ①マンジャロ®注 → GIP/GLP-1 ②ウゴービ®注 → GLP-1
太っている? ~ その評価方法
日本肥満学会では、BMI25以上を“肥満”の定義としています。肥満と判定されたら、併存しやすい健康障害の有無も評価しながら、最終的に減量する事が重要です。
BMI = 体重(kg)÷[身長(m)×(身長m)]
例 1.6m、体重70kg ならば BMIは70÷(1.6×1.6)=27.3
主に使用する指標は以下の3つです。
① 体格指数=Body Mass Index(kg/m2)
身長と体重から算出
BMI(kg/m2) | 判定 |
---|---|
BMI < 18.5 | 低体重 |
18.5 ≦ BMI < 25 | 普通体重 |
25 ≦ BMI < 30 | 肥満(1度) |
30 ≦ BMI < 35 | 肥満(2度) |
35 ≦ BMI < 40 | 肥満(3度) |
40 ≦ BMI | 肥満(4度) |
肥満症
治療
食事総量制限・間食停止の2大戦術

ダイエットには、その時代その時代で、根拠もさほどない“流行”があります。漢方ダイエット、チョコレートダイエット、酢ダイエット、魚油ダイエット…何種類もあり、効果の真偽はともかく、SNSで流布しているその“足し算”の方法は枚挙にいとまがありません。本邦の文化では、どのような業種、ともすれば古いスポーツの世界も、“引き算”でなく“足し算”の概念が流布し過ぎていることが否めません。
基本的には、“沢山食べれば太る、食事量をしっかり制限すれば痩せる”の大原則を意識することが重要です。言い換えれば、自分が目指す減量体重に対して、“食事総量”を定義して実行することが第一です。体重減少の成果を出すという命題においては、“量制限”という引き算の概念が最も重要であって、ここに足し算はありません。もしあるとすれば、それは総量制限内の食事の中で、“野菜と肉・魚”を少なくとも入れるということです。
ダイエット達成という戦略には、①量制限、②間食を辞める、この引き算の2点が最大戦術であり、この2点をサポートするのに有効な後方支援が、GIP/GLP-1注®=マンジャロ注です。この2点をいつも徹底的に意識して、短期的に体重減への成功体験を作り、長期的には、体重と食事摂取量の相関を自らが計算して自己調整出来る、尚且つ、この投薬も辞めるか減量しても、体重減を維持出来ることが最終目標です。

① 食事療法 → 低エネルギー食(通称LCD:Low Calorie Diet)25kcal/kg×目標体重以下の食事療法 が重要です。
例:目標体重50kgならば、1日あたり摂取してもよい食事摂取総量は、50×25=1250kcalとなり、これを2-3回に分割します。下記の500kcal前後の食事例を参考にしてみて下さい。

-
オプション その1
500kcal前後の食事 特に量のイメージを徹底的に行う。なぜ500kcalか?単純に切りが良くて、日本人の標準体型に対して合わせ易く、1日許容熱量に対してそれぞれの局面で足し算引き算すれば良いからです。
-
オプション その2
フォーミュラー食 1日1食だけ食事と交換する事で体重減少に至る。
-
オプション その3
超低エネルギー食 Very Low Calorie Diet VLCD 600Kcal/日以下 → 開始は入院管理下のみ。
低エネルギー食(Low Calorie Diet)を継続しても、体重減少効果が乏しい事は、しばしば発生します。ひとまず基本的な御自身の食行動を見直して、間食中止や食事総量の制限をしっかり再認識致しましょう。更に厳しくなりますが、オプションその3のような食事療法の選択肢もございます。
メディカルダイエットの実例
- 内容
-
GLP-1(マンジャロ 注射)
2.5注射 → 5mg注射へと増量 - 期間
- 約3ヶ月
- 結果
-
体重 -13.7kg
ウエスト -18cm - 副作用
-
吐き気・下痢・便秘などの消化器症状
腹部注射による皮膚の赤み(紅斑) - 費用
-
- 初診料 3,300円(税込)
- 採血・採尿検査一式 8,470円(初回・必要時・税込)
- マンジャロ2.5mg 2週間分(2本) 10,340円(税込)
- マンジャロ5mg 1約2ヶ月半分(10本) 82,500円(税込)



※個人の事例であり、効果には個人差があります。医師による健診ののち、血液検査と尿検査を行ないます。肝機能や腎機能に問題なく、糖尿病を代表とした2次性肥満を疑う代謝疾患がないかをチェックします。
自宅で注射が打てるよう看護師とレクチャーを行います。治療はマンジャロ2.5mg、2週間分(2本) 10,340円(税込) 約2ヶ月半分(10本) 82,500円(税込)。可能性のある副作用や注意事項等注射部位に内出血、赤み・腫れ・かゆみが起こることがあります。 胃部不快感、脱力感、倦怠感、嘔気、嘔吐、低血糖、下痢、便秘、頭痛、消化不良、疲労、めまい、腹痛といった症状がでることがあります。
- 内容
-
GLP-1(マンジャロ 注射)
2.5注射 → 5mg注射へと増量 - 期間
- 約1ヶ月
- 結果
-
体重 -7.3kg
ウエスト -8cm - 副作用
-
吐き気・下痢・便秘などの消化器症状
腹部注射による皮膚の赤み(紅斑) - 費用
-
- 初診料 3,300円(税込)
- 採血・採尿検査一式 8,470円(初回・必要時・税込)
- マンジャロ2.5mg 2週間分(2本) 10,340円(税込)
- マンジャロ5mg 1カ月分(4本) 33,000円(税込)



※個人の事例であり、効果には個人差があります。医師による健診ののち、血液検査と尿検査を行ないます。肝機能や腎機能に問題なく、糖尿病を代表とした2次性肥満を疑う代謝疾患がないかをチェックします。
自宅で注射が打てるよう看護師とレクチャーを行います。治療はマンジャロ2.5mg、2週間分(2本) 10,340円(税込) マンジャロ5mg、1ヶ月分(4本)33,000円(税込)可能性のある副作用や注意事項等注射部位に内出血、赤み・腫れ・かゆみが起こることがあります。 胃部不快感、脱力感、倦怠感、嘔気、嘔吐、低血糖、下痢、便秘、頭痛、消化不良、疲労、めまい、腹痛といった症状がでることがあります。
GLP-1のデメリット
- 低血糖リスク: GLP-1治療は低血糖を引き起こす可能性があります。これは、インスリン分泌の増加により、血糖値が過剰に下がるためです。
- 消化器系の副作用: 吐き気や嘔吐などの消化器系の副作用が報告されています。これらの症状は治療の初期によく見られます。
- 膵炎のリスク: まれに、GLP-1治療は膵炎を引き起こす可能性があります。このリスクは低いですが、注意が必要です。
- 体重増加: 一部の患者では、GLP-1治療によって体重が増加することがあります。これは、食欲抑制効果が個人差があるためです。
- 注射部位の副作用: 注射部位の痛み、腫れ、かゆみなどの副作用が報告されることがあります。
- 未知の長期リスク: GLP-1治療の長期的な安全性に関する情報は限られています。そのため、長期的なリスクや副作用についてはまだ十分に理解されていません。
GLP-1ダイエット の注意点
GLP-1ダイエットは、特に運動や食事制限をしなくても体重減少が見込めるなどメリットの多い方法ですが、医薬品ということもあって使用に関してはいくつか注意点があります。
GLP-1ダイエットの流れ

医師による健診があります。専門知識がある医師なので不明な点は遠慮なくご質問ください。

開始前に、血液検査と尿検査を行ないます。肝機能や腎機能に問題なく、糖尿病を代表とした2次性肥満を疑う代謝疾患がないかをチェックします。問題がある場合は、治療は受けることが出来ません。

注射のレクチャーを行います。ご自宅での注射の方法や、別紙の注意事項を看護師と確認いたします。

注射後、 週間後に再診を行います。体重測定や問診を行い、問題がなければ治療を継続いたします。
Q&A
- 初診から便利なオンラインで対応しないのは何故ですか?
-
初診の対面診療で行う「血液・尿検査」には、かなり重要な意味があります!
-
メディカルダイエットは糖尿病に対して認可された薬剤を使用します。もし本当に糖尿病であれば、同じ薬剤を使用して保険診療として治療を行うことになります。
糖尿病は、血液・尿検査をしなければ分かりません。更に糖負荷テストをしなければ初期糖尿病の診断にすら至らないケースがあります。当院では糖負荷テストまでを自施設で行えますので、初期糖尿病まで診断することが可能です。
当院でも、実際に、初回の血液検査で糖尿病の診断・治療に結び付いた方が沢山いらっしゃいます!! -
初回の「診察」と「血液・尿検査」において、糖尿病以外にも、薬の適応外となる「甲状腺疾患」や「妊娠」が判明したり、そもそも痩せすぎているケースでも、メディカルダイエットは適応外となります。
当クリニックでは適応を正しく見極めながら、メディカルダイエットをサポートしています。
初診でしっかりと適応を評価・確認した後、安心してメディカルダイエットを開始。
再診はオンラインで行い、郵送で処方薬を受けることも可能です。 -
メディカルダイエットは糖尿病に対して認可された薬剤を使用します。もし本当に糖尿病であれば、同じ薬剤を使用して保険診療として治療を行うことになります。
料金
マンジャロ (注射) |
2.5mg |
2週間分(2本)
10,340円(税込)
|
---|---|---|
1ヶ月分(4本)
20,680円(税込)
|
||
5mg |
2週間分(2本)
16,500円(税込)
|
|
1ヶ月分(4本)
33,000円(税込)
|
||
7.5mg |
2週間分(2本)
25,300円(税込)
|
|
1ヶ月分(4本)
50,600円(税込)
|
||
10mg |
2週間分(2本)
31,900円(税込)
|
|
1ヶ月分(4本)
63,800円(税込)
|
||
12.5mg |
2週間分(2本)
39,600円(税込)
|
|
1ヶ月分(4本)
79,200円(税込)
|
||
15mg |
2週間分(2本)
45,100円(税込)
|
|
1ヶ月分(4本)
90,200円(税込)
|
||
リベルサス (内服) |
3mg |
1ヶ月分(30錠)
14,300円(税込)
|
7mg |
1ヶ月分(30錠)
19,800円(税込)
|
|
14mg |
1ヶ月分(30錠)
28,600円(税込)
|
初診料 : 3,300円(税込) ※慢性疾患で当院かかっている方は初診料は不要。
再診療 : 1,650円(税込) ※医療保険で同日にかかるときは、再診料不要。
採血・採尿検査一式 : 8,470円(初回・必要時・税込)
※1週間に1回、1本使用
※初めは2.5mgからスタート。経過を診て5mg~徐々に移行します。
R7.2改訂
主な副作用とリスクについて
実際の診療における注意事項
- 初回は必ず対面診察にて適応可能かどうかを判断させていただきます。
- 初診時はオンラインでの診療は出来ません。
- 日本では肥満治療薬としての保険適応は無いため、全て自費診療となります。
- 他院で施行されて当院で継続を希望されるなどの場合、初回は必ず採血を行います。
- 再開を希望され御来院の際、最終受診から1年以上間隔があいているときは、初診扱いとなり、採血などの確認を行いますので、ご了承ください。
- 体調不良時や全く食事が摂れない状態などで使用しないでください。
- 未使用の場合は冷蔵庫で凍結させないよう保管してください。
- 使用後の針は医療廃棄物となります。当院へ持参もしくは当院宛にご郵送ください(送料はご負担ください。)
- 採血の結果により治療が受けられない場合があります。
- オゼンピック、リベルサス、マンジャロの医薬品と、それに関わる針、アルコール綿はいかなる場合におきましても、返品・返金はできませんのでご了承ください。
- 治療の効果は、体質や基礎疾患、食事や日々の運動量等にも影響を受け、絶対の効果を保証するものではありません。
可能性のある副作用や注意事項等
注射部位に内出血、赤み・腫れ・かゆみが起こることがあります。 胃部不快感、脱力感、倦怠感、嘔気、嘔吐、低血糖、下痢、便秘、頭痛、消化不良、疲労、めまい、腹痛といった症状がでることがあります。
未承認医薬品等(異なる目的での使用)に関する明記
-
未承認医薬品であることの明示
リベルサスⓇ、マンジャロⓇは、医薬品医療機器等法において、「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが、当院で行う肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。 -
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。 -
国内の承認医薬品の有無
国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤とGLP-1/GIP 受容体作動薬はありません。 -
諸外国における安全性などに係る情報
オゼンピック・リベルサス・マンジャロと同一成分の注射製剤が、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で肥満治療薬として承認されております。オゼンピック・リベルサス・マンジャロは糖尿病治療薬として承認されており、上記のような副作用のリスクがあります。 - 未承認医薬品などは医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染など被害救済制度の救済の対象にはなりません。