
泌尿器UROLOGY
“血尿 or 尿潜血反応” を認めた場合
腎・尿路腫瘍かどうか?
腎がん・尿管がん・膀胱がん・前立腺がん

“前立腺がん” かどうか?
前立腺特異抗原PSA
②中年以降の男性は、前立腺がんのスクリーニング・“血液検査PSAを測定する

- 膀胱がん
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膀胱がん症例です。
エコーで膀胱内に血流信号のある腫瘤と、CTで造影効果のある膀胱内腫瘤が確認されます。 - 前立腺がん
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前立腺がん症例です。前立腺生検前にMRI撮影を行っています。
造影CTにて前立腺に造影効果のある高吸収域が指摘されます。 左:MRI T1強調 右:MRI T2強調 左:MRI Diffusion 右:MRI ADC map - 腎細胞がん
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腎細胞がん症例です。
エコーで、内部不均一な腫瘤が確認されます。腎細胞がん症例です。
造影CTにおいて、不整な造影効果を伴う腫瘤が確認されます単純CT 造影早期 造影後期① 造影後期② - 排尿に関わる2大疾患
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LUTS:
Lower Urinary Tract Syndrome残尿、頻尿、尿漏れでお困りの方は疑われます。
女性は “過活動性膀胱”
男性は “前立腺肥大”(前立腺がん鑑別要)
男女関係なく、神経因性膀胱- 超音波を有効に利用する “前立腺体積” と “排尿直後残尿量の測定(残尿が100ml以上あるか?)”
- 中年以降の男性は、前立腺癌のスクリーニング・血液検査PSAを測定する
残尿100ml未満 → 行動療法+薬物療法
残尿100ml以上 → 泌尿器科専門医に相談
超音波計測上、前立腺容積が80ml超あり、排尿障害の原因として前立腺肥大が明らかです。