糖尿病・脂質異常症DIABETES

糖尿病
糖尿病は、膵臓から出るホルモンの「インスリン」が十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。体質的に食後のインスリンの出方が悪い方は、空腹時は正常でも食後に急激な血糖値の上昇が見られます。食後、高血糖の方は空腹時に高血糖を認める方より動脈硬化を進行させます。

空腹時の血糖値100mg/dl以上、HbA1c 5.2%以上の方は今後糖尿病に移行する可能性がありますので、定期的に検査を受けることがとても大切です。また、現在糖尿病の方は、神経障害、網膜症、腎症を中心とした様々な合併症に注意が必要です。将来、網膜症が進行し失明したり、腎不全になって透析を受けたりしないように、日ごろの自己管理をしっかりと行いましょう。さらに、糖尿病の方は癌のリスクも高くなりますので、定期的な超音波や内視鏡などの検査を必ず受けるようにしましょう。
脂質異常症
脂質異常症は血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のことをいいます。脂質異常症の最大の問題は、自覚症状が何もないという点です。脂質異常症の状態を放置していると、動脈硬化は進行していき、血液の流れが滞ったり、血管がダメージを受けたり、最後には狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを発症することになってしまうのです。動脈硬化を進めないようにすることが治療の重要な目的です。定期的な血液検査を受け、症状がなくても、まず食生活・運動量の見直しや禁煙などを中心に生活習慣の改善を行い、数値をコントロールしてきましょう。動脈硬化による病気を起こすリスクが高いときには薬物療法を行っていきます。
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