大腸がんCOLORECTAL CANCER
- 大腸カメラ
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検査推奨事例
- 40代過ぎたら1度検査を行うことを検討しましょう!特に、大腸がん家族歴がある、糖尿病がある…
- 50歳時点で未施行なら、積極的に1度検査しましょう!
- 過去にポリープ切除や、潰瘍性大腸炎を診断された場合は、1~2年毎に定期的に検査しましょう。
大腸がん診断に至る考察
- 検診で行われる、便潜血反応検査には、期待するほどの大腸がん発見精度はなく、連続2度もする必要などありません。
- 過去5年以内に2度の大腸カメラを受けていれば“大腸がん”が発見される可能性は少ないので、胃カメラと異なり、今後5~10年スパンで検査計画をたてることを推奨します。
下記は写真は川崎院医師自身の、大腸ポリープです。無事に切除しましたが、将来的に“大腸がん”となりうる腺腫でした。
- 大腸腺腫
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腺腫性ポリープは、大腸がんに発展するため、小さいうちに切除しておくことが、大腸癌死亡を防ぐ最も重要な治療となります。
- がん3大発生経路
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1. 腺腫性ポリープから“がん”が発生する
adenoma carcinoma sequence2. ぎざぎざポリープから“がん”が発生する
serrated neoplasia sequence3. 平坦面からいきなり“がん”が発生する
de novo cancer腺腫性ポリープ①Type0Ⅰsp
腺腫性ポリープ②Type0Ⅰsp+0Ⅱc
腺腫性ポリープ③Type0Ⅱa+0Ⅱc
鋸歯状ポリープ④Type0Ⅱa
~丈の高さが低くて周囲粘膜と鑑別困難なため、診断が難しく、新しい内視鏡ハードがより必要となる!
早期直腸がん
進行大腸がん
腸閉塞を来した進行大腸がん