十二指腸がんDUODENAL CANCER

十二指腸腫瘍

十二指腸の腫瘍性病変は、全消化管がんの1~2%と、稀な疾患です。
乳頭部あるいはその他に発生するかで、以下に分類されます。

  1. 乳頭部腫瘍
  2. 非乳頭部腫瘍
    SNADET~Superficial non-ampullary duodenal epithelial tumor

十二指腸腫瘍は、内視鏡観察時に無症状で偶然発見されることが多い腫瘍です。高度に進行した場合、黄疸や膵炎・胆管炎、あるいは出血や通過障害が診断の契機になり、膵がんや胆道がんの十二指腸直接浸潤との鑑別が必須となります。

内視鏡観察時には、十二指腸下降脚までしっかり観察することが重要です。

十二指腸がん

十二指腸がん
左から TXI mode2 / NBI / 色素散布
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