【第3回】“数字の停滞”の向こう側で起きていたこと。—中間診察で判明した‐8.0kgと血圧の明確な改善

「無理している感がなかったんです。食べられない日は“入るだけ”でいい、って体がわかってきた感じ」(永見さん)

開始から約1か月。大きな節目となったのが、1月29日の中間診察でした。初回(12/25)65.2kgだった体重は、この日、院内測定で57.2kg(‐8.0kg)。ウエストは85cm→76cm→74cm→72cmと、着々とサイズダウン。血圧に関しても、 受診初日の“上200台”という高値から、最近は朝の自宅測定で“上128前後” まで下がり、階段の初動が軽いなど日常の動きでも改善を実感しています。

「別人のようですね」「痩せると全身の血管抵抗が下がるので、血圧も下がりやすくなります」(川﨑院長)

 

1ヶ月の「見える化」ー体重・ウエスト・血圧

  • 体重:65.2kg → 57.2kg(‐8.0kg)/1月29日時点
  • ウエスト:85 → 76(1/15)→ 74(1/22)→ 72cm(1/29)
  • 血圧:初診日は上200を超える緊張値→最近は上128前後まで安定(自宅測定)。
  • BMI:診察時に24台へ。標準域が現実味を帯びてきました。

「“体重の10%以上”が落ちると、血圧は下がりやすい。今回その理屈どおりの改善が出ています」(院長)

 

1ヶ月で変わったのは、体重だけではない

① 「食への距離感」が変わった

  •  “空腹が来てから食べる” が自然にできる。
  • 濃い味が濃く感じるようになり、薄味で満足できる。
  • “今は入らない”を許せるので、胸やけの日に無理をしない。

「“食べないと元気が出ない”という固定観念が、 “必要な分で十分” に変わりました」(永見さん)

 

② 現場(司会)でも崩れにくい

  • 1/12は婚礼司会で3時間立ちっぱなしでも、前後の食事配分で乱れなし。
  • 1/7はコンサート現場で、いつもなら海鮮丼へ直行のところをファミレスのサラダでコントロール。
  • 移動日は野菜ジュース+ゆで卵+サラダの“3点セット”で500kcal上限を死守。

「買わなくても平気、を何度も経験しました。これが自信に」(永見さん)

 

③ “日常の軽さ”

  • 朝のまぶたが軽い、階段の初動が早い、衣服のウエストに余裕。

家族や職場からの「痩せた?」の声。鏡の中の輪郭が変わる手応え。

 

中間診察(1/29) 対話で整える「次の1ヶ月」

「無理はしてません。吐き気もほぼなし」「8kg落ちました」「顔のサイズがぜんぜん違う」

院長の評価は明快でした。

  • ▪️体重推移と自覚症状が噛み合っており、治療は順調。
  • ▪️マンジャロ®の用量は、このまま5mg継続を基本に、体感・数値を見て7.5mg/10mgへの増量も選択肢。
  • ▪️血圧改善は理論的にも実測でも確認され、将来リスクの低減が期待できる。
  • ▪️BMIが24台に到達し、 目標設定の更新(50kg前半まで) も現実的。

「 “体重の数字に一喜一憂しすぎない” こと。食事の総量を落として“野菜+たんぱく質”を優先、間食はカット。ルールの徹底が結果につながっています」(院長)

 

「数字が止まる日」を乗り切れた具体策とは

  1. ▪️“500kcalのものさし”
    外食・コンビニは表記を見る/シェアする/主食を減らすで上限超えを回避。
  2. ▪️“入る分だけ”の勇気
    胸やけの日は汁物→ゆっくり。たまご、白身魚、豆腐など消化にやさしいたんぱく質へシフト。
  3. ▪️水分2〜3L+温かい飲み物
    便通と胸やけ対策に水分は“最優先タスク”。
  4. ▪️スケジュールに“休息”を組み込む
    仕事が詰まると体調に反映。休む計画も治療と割り切る。

「 “できたか/できないか”より“崩れなかったか” で振り返ると、続きます」(永見さん)

 

記録から見えた「停滞の正体」

  • 1/12:「減り方が緩やか。昨日と同じ体重」
  • 1/15:4本目(5mg)。屋内で “10分だけ動く” 運動を開始。ウエスト76cm(‐9cm)
  • 1/16〜1/17: 生理前後の体重揺れ(±0.4kg) を確認。開始後、自然に戻る。
  • 1/19:57kg台へ。仕事の詰まりが体調に影響→休息も計画。
  • 1/22:5本目(5mg)/ウエスト74cm(‐11cm)
  • 1/24:56kg台に。ミネストローネなど “薄味+温かい” が体に合っている手応え。
  • 1/29:中間診察。57.2kg(‐8.0kg)/ウエスト72cm(‐13cm)。夜、6本目の注射。

ここまででわかったのは、停滞=失敗ではないという事実。ホルモンや生理周期、仕事の負荷、便通や水分量—体重は“からだの現実”に遅れて反応します。 “ルールから落ちない” ことが、次の伸びを呼び込みました。

 

1月末〜2月序盤 もう一段の気付き

  • 1/30:55kg台に到達。注射後のムカムカはほぼなし。
  • 2/1〜2/2:婚礼が続き、立ち仕事の長丁場でふらつき。2/2には会場で貧血で倒れる出来事も。


    「体重の減りに体力が追いついていないのかも、と反省」
    この日を境に、40分の軽いウォーキングとスクワット・かかと落とし各20回を無理のない範囲で導入。「体力も“習慣として育てる”」方向に舵を切りました。
  • 2/3〜2/4:お通じ◎。雪の日も30分ウォーキングで“できた自分”を積み上げ。
  • 2/6:7本目(5mg)。
  • 2/8〜2/12:家族の集まりでお寿司を食べても量を自然に調整。2/12は54.4kg(約‐11kg)/8本目。

※めまい・立ちくらみ・失神などの症状がある場合は、必ず医師に相談してください。体調不良時や全く食事が摂れない状態では使用を中止します(当院の注意事項)。

 

院長コメント:血圧改善の「からだの理屈」

  • 体重が減少 → 全身をめぐる血液量や血管抵抗が下がる → 心臓の負担が軽くなり、血圧が下がりやすい。
  • コレステロール・尿酸など血液検査の改善も見込める(中間時点でも“下がっているはず”と見立て)。
  • マンジャロ®の用量調整は体感・副作用・数値のバランスで個別に。焦らず、3〜6か月で10〜15%減の“医療のセオリー”を守る。

「メディカルダイエットは“やせる体験”を作る道具。食事の総量、間食カット、野菜+たんぱくの “型”が続けられる環境 を、治療で整えます」(院長)

 

1ヶ月の勝ち筋 永見さんのメモ

1. どんな日でも「1食500kcal」ルールを守る姿勢
外食や会食などで難しいときは、潔く「半分残す」という選択も。摂取量のコントロールを最優先に考える。

2. 飲み物は水かお茶。甘い飲み物は買わない
無意識のカロリー摂取を防ぐため、飲み物の選択に気をつける。これだけで一日の過ごし方が大きく変わると実感。

3. 体調がすぐれない日は「胃にやさしい食事」で整える
胸やけを感じた日は、無理に食べず「汁物+たまご、白身魚、豆腐」で体をいたわる。

4. 出張や移動の多い日は、定番メニューで対応
“野菜ジュース+ゆで卵+サラダ”をセットにしておくことで、慌ただしい日でも乱れない食生活を保つ。

5. 体重ではなく“行動の継続”を評価する
「今日も崩れなかった」という自分の努力を認めることが大切。数字は後から必ずついてくるという信念で続ける。

6. “休息も治療”と捉え、仕事の合間にしっかり休む
ダイエット中こそ無理は禁物。疲れを溜めず、メンタルを崩さないよう、自分をいたわる時間も積極的に作る。

まとめ:第3回の要点

  • ▪️1/29の中間診察で‐8.0kg、ウエスト‐13cm。血圧の明確な改善を確認。
  • ▪️“停滞”は地固めの時期。ルールから落ちないことが次の伸びを呼ぶ。
  • ▪️現場の長丁場でも崩れにくく、“食との距離”が適正化。鏡の輪郭と日常の軽さがモチベーションに。
  • ▪️2月序盤の軽い体力低下を機に、“体力も習慣で育てる” へ。無理のない運動を追加。

▪️「やっと“続けられる”がわかってきた。数字が動かない日も、私の暮らしは軽くなってる」(永見さん)

 

(ご留意事項・再掲)

本記事は、甘木第一クリニックの自費診療として行ったメディカルダイエット(GLP-1/GIP製剤の肥満治療目的での使用は国内未承認の薬を含む)に基づく個人の体験記です。効果・感じ方には個人差があり、絶対の効果は保証されません。使用前には医師の診察・検査が必要です。体調不良時・全く食事が摂れない状況では使用しないでください。使用済み針は医療廃棄物として当院で回収します。料金や取り扱いの詳細は、当院のご案内をご確認ください。

 

甘木第一クリニック|メディカルダイエット(抜粋・再掲)

  • 保険外診療(自費)。マンジャロ®/リベルサス®は2型糖尿病で承認、肥満治療目的は国内未承認。肥満治療ではウゴービ®注/ゼップバウンド®注の承認薬あり。
  • 料金例:マンジャロ®2.5mg 1か月20,680円/5mg 1か月33,000円、初診3,300円、再診1,650円、採血・採尿8,360円。
  • 副作用:注射部位の反応、吐き気・便秘ほか。体調不良時や全く食べられない時は使用しない。
  • 所在地:福岡県朝倉市頓田596-3 0946-24-5151
    ※効果には個人差があり、絶対の効果は保証されません。詳細は院内でご説明します。

 

[メディカルダイエット体験レポート 40代女性の場合] (2026.01.16)